2019-01-01から1年間の記事一覧

南町田に置き忘れたもの

先月11月13日に南町田グランベリーパークが開業しました。土日の混雑を避けてさっそく15日金曜日に訪れてみました。天気に恵まれオープンモールの良さを楽しむことができましたが、第一印象として犬連れの来訪客が多いことに驚かされます。さすが、スヌーピ…

国民は憲法改正に賛成できるか

いっこうに進む気配がない憲法改正論議ですが、国会の惨状はあきれるばかりです。桜を見る会がどうしたこうしたなどと「本丸」を避けることに御執心で、完全に日本終了という感じです。国際情勢の次元が新たなステージに入っているだけでなく、少子化や北海…

藤沢周平の愉楽にひたるー②

短編小説集「たそがれ清兵衛」を読んだ時、はじめのうちは、個性の違う八人の武士を巧みに描くことを凄いことだと思っていました。しかし、ちょっと引いて考えてみると、同工異曲に過ぎないようにも思えてきて技巧が目立つ分軽く見えてもきました。エンター…

お花畑ほど美しいものはない

先日、勤務先の日々の連絡ミーティングで、労働組合の支部長から「核兵器廃絶運動の署名キャンペーンがあるので、皆さん、署名をよろしく」という簡単な、というか、極めて雑なご案内がありました。業務に関わるさまざまな連絡に混じって、組合からの連絡が…

「日本国紀」論争のゆくえ

10月11日、自由民主党の杉田水脈氏(衆議院議員)が、当日の勉強会での内容をツイッターで投稿しました。その要点は「講師に八幡和郎先生をお迎えし、皇室についての勉強会を行いました」というもので、その際のテキストだろうと思われる八幡氏の「『日本国…

藤沢周平の愉楽にひたるー①

短編小説集「たそがれ清兵衛」について、何回かに亘り味わってみたいと思います。これは八編からなる短編集で、時代小説好きの方にとっては、垂涎の的となりましょう。私は必ずしもその類ではないのですが、藤沢周平の筆さばきは、なかなかのものだと思って…

借地借家人としての日本国

日本の国土が、実は借り物だったらどうしますか?どこからか、土地を借りているという話です。私は、この話を初めて知った時、愕然としました。土地とともに、住み慣れたわが家が、実は借家で大家さんがどこかにいて、賃借料を払い続けていたことがわかった…

なぜ世界遺産に浮かれるのか

今年の7月6日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会で「百舌鳥・古市古墳群」が、世界遺産に登録されました。同日ニュースとなって報道され、地元の人々を始め、各地で慶びの声があがっていました。因みに国内23件目の世界遺産ということです…

ネットカルチャーの時代

インターネットがこの世に現れてからどのぐらいになるでしょうか。といっても、私らの人生のさなかに出現してきたわけで、その先駆としてのパソコン通信を、自分が知覚したのは1990年代でしたが、そんなに大昔のこととも言えないでしょう。今生まれてくる子…

韓流を活用するという視点

この夏の日本は、韓国とN国の話題で沸騰している感があります。特に韓国については、GSOMIAの破棄にまで至り、実はこの事態を予言していた百田尚樹氏がピックアップされ、報道されてもいます。ご自身でも予言的中をツイートし、その後の展開をさらに予想して…